ピラティスを行う理由 Vol.2|なぜ呼吸を重視するのか
雨の日が続いています。
気温差も大きい時期ですので、体調管理には気をつけたいですね。
前回のブログでは、
「ピラティスを行う理由」として、まず自分の姿勢や身体の状態を知ることの大切さについて書きました。
今回はそこからもう一歩進んで、
「なぜピラティスでは呼吸を重視するのか?」
について考えてみたいと思います。
皆さんは普段、自分の「呼吸」に意識を向けることはありますか?
ストレッチや筋力トレーニング、ヨガ、そしてピラティス。
運動をしていると、
「吸って」
「吐いて」
と、呼吸を促された経験がある方も多いと思います。
私自身も、呼吸についてよく分かっていなかった頃は、
「なぜわざわざ呼吸を意識するんだろう?」
と思っていました。
でも、その疑問も深く考えることなく、いつの間にか忘れてしまう。そんな感じでした。
ところが、ピラティスについて学び始め、呼吸の仕組みや身体との関係を知るにつれて、なぜエクササイズの中で呼吸が大切にされているのか、少しずつ理解できるようになりました。
現代の生活は、呼吸にも影響する?

今は、パソコンやスマートフォンに触れる時間がとても長くなっています。
デスクワークなどで座っている時間が増えると、どうしても同じ姿勢を続ける時間も長くなります。
頭が前に出たり、背中が丸くなったりすると、上半身が動きにくくなり、呼吸も浅くなりやすくなります。
さらに、仕事やSNSなどを通じて常に多くの情報を受け取っていると、自分では気づかないうちに身体や気持ちが緊張していることもあります。
ここで少し関係してくるのが、自律神経です。
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
簡単にまとめると、
交感神経
活動・集中・緊張するときに働きやすい。
副交感神経
休息・回復・リラックスするときに働きやすい。
という特徴があります。
日中に活動するためには、交感神経も大切です。
一方で、夜になっても緊張した状態が続いていると、寝つきにくかったり、眠りが浅く感じたり、翌朝すっきりしなかったりすることがあります。
だからこそ、
ゆっくり呼吸する。
身体を軽く動かす。
スマートフォンやパソコンから少し離れる。
そんな時間をつくることも、身体を休息モードへ切り替える一つのきっかけになります。
なぜピラティスでは呼吸を意識するのか

ピラティスでは、身体を動かしながら呼吸も意識します。
呼吸は、単に酸素を取り込むためだけのものではありません。
呼吸に関わる筋肉を使いながら、体幹を安定させたり、身体を動かすタイミングを整えたりする役割もあります。
そのため、
「吸って」
「吐いて」
という指導には、きちんと意味があります。
呼吸と動きを合わせながらエクササイズを行うことで、自分の身体がどのように動いているのかにも意識を向けやすくなります。
詳しい呼吸の仕組みについては、また別の機会に書いてみたいと思います。
呼吸も、ピラティスを続ける理由のひとつ
私がピラティスを続ける理由は、ここにもあります。
ピラティスを通じて、姿勢を見直し、身体を動かし、そして呼吸にも意識を向ける。
呼吸は、生まれてからずっと続いているものです。
普段はほとんど意識することのない呼吸だからこそ、ときには立ち止まって、自分の身体と一緒に見つめ直してみてもいいのではないでしょうか。
これから先も長く付き合っていく自分の身体。
その身体を少しずつ整えていく時間として、ピラティスを取り入れる。
それも、ピラティスを行う理由の一つだと私は考えています。
次回は「ピラティスと体幹」について書いてみたいと思います。
